京町家査定

町並みの評価

立地を地域コミュニティや町並みという広義の部分まで捉えた評価。

敷地の評価の基本は、類似物件の成約事例や現在販売中の物件との競合状況を参考に、あとは敷地の形状や道路幅員など物件固有の条件で評価を行っておりますが、それ以外にも評価する要素があります。

それは学区や町内会といった地域自治の活動や、対象物件とその並びの建物との外観の調和についてであり、これらを査定評価に多少加味しております。

京町家が通りに悠然と連なる景観は大変美しく、今では少なく貴重です。 〝街の美観〟にこだわる京都市の街づくりに関わる不動産業者だからこそ、景観の評価を大切にしたいと思います。

また、京都には元学区といって旧学区を単位とした独特の地域自治の仕組みがあり体育祭、学童の見守り隊など魅力的な自治活動を行っております。ワンルームマンションの建築を規制する協定を定めているような、独自性のある取組を行っている学区もあります。

また京都の町内会は大変ユニークで、お盆休みには子供のための催しである「地蔵盆」なる行事があります。これは子供が主役の行事なのですが、町内の住民で集まり、お坊さんを呼び、安全祈願の数珠回しを行い、子供にお菓子袋を配ったり、一緒にご飯を食べたりするものです。

町内の住民の交流が希薄化する中、コミュニティ活性化の観点から地域自治の活動が見直されており、本査定においても評価しております。

京都の町内会談 株式会社八清 西村直己

京都に住むに当たって町内づきあいをご心配される方が多くおられますが、
さほど難しい事ではありません。

斯く言う私は下京区に小さな京町家を購入し、家族四人で楽しく住んでおりますが、居住開始から二年目で町内の副会長になってしまいました。当初は私に勤まるのかと焦ったものですが、心配するほど大変ではなく、当年は体育祭の参加と地蔵盆の会計報告など町内書類の作成をお手伝いしたくらいです。

町内により慣習が多少異なり、時間的には多少負担があるかもしれませんが、町内の役や行事参加など積極的に関わってこそ、楽しく交流が出来、また助け合いにもなりご町内の住民との良い関係が築けるのではないかと思っています。

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